20年経っても未だ現役の家電

先日久しぶりに友人たちと腹抱えながら笑い倒す一日を過ごした。

そこで話題に上がった、洗濯機バナシ。

古くからの読者の方はご存知かと思われるが、我が家の洗濯機、おそらくこの家が建った20数年前に設置されたモノだ。

その洗濯機、洗濯槽のど真ん中にタワーのようにそびえたつ棒があり、そのてっぺんから洗剤を流しいれるシステム。洗剤をよきタイミングで落とす、などという機能は搭載されず、入れたら最後、一番下にある隙間から、投入した洗剤がぬる〜っと出てくる段取りだ。

よって、柔軟剤は、洗濯はじめに入れず、すすぎの水が入り始める音を察知して投入するか、柔軟剤ボールという入れ物に入れ、洗濯もんと共に放り込む。そのボールは、すすぎ前の脱水のアホほど強力な遠心力でフタがぱかっと外れ、柔軟剤がビチャ〜っと洗濯槽の中に飛び散るという力任せコースとなる。

デリケートコースもあるものの、その脱水のスピード、通常洗濯と変わらない。爆発的な音を伴ってゴリゴリ脱水する。よって、1発で服がアホになる。

しかし、いらぬ液晶やらなんやらと難しい機能がなく作りがシンプルなため、故障しても簡単に直りよる。オーナーが好むのもしゃぁなしだ。

友人宅の洗濯機が故障したため、先日、電気屋へ行ったらしいのだが、なんと、その力任せコースしか搭載していないその洗濯機が、現役として、まだ売られていた、というのだ。ウチのようなオーナーは決して珍しいのではないと知った。

この洗濯機、水貯めて、、ものすごい勢いで水飛ばす、を2回繰り返す力業を成し遂げた後、洗濯が終わったよと、ものすご〜く小さな音でカチッと音を立てて知らせてくれる。

どこデリケート設計しとんねん

長持ちするのはエエことですが。ポチっとおおきに。